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しょうせきのうほうしょう(掌蹠膿疱症)


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●どんな病気?
手のひら ・ 足のうらにほぼ左右対称に黄色い膿をもった小さいブツブツ(膿疱といいます)が多発する病気です。ひとつひとつの膿疱は、かさぶたとなって皮がむけて治っていきますが、新しい膿疱の新生を繰り返えしながら慢性の経過をとる皮膚病です。治らないというわけではないのですが数年〜数十年はかかる長い病気だと思っていたほうがよいでしょう。

注意:手や足に水疱ができると<水虫>と考えがちですが、掌蹠膿疱症の場合皮膚に白癬菌(かび)はみられないので他の人にうったりすることはありません。
●原因は?
一部の患者さんでは、原因として金属や細菌に対するアレルギーが証明されることがありますが、ほとんどの場合原因を確実に証明することは困難です。
●治療は?
副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)、ワゼリン、活性型ビタミンD3などの外用や抗生剤、ステロイド、抗炎症剤の内服などがあります。しかし、これらの治療法は症状を改善させますが、根治療法ではないため、治療をやめてしまうと症状が再燃することが多いようです。

歯科金属を入れてから発症したと思われる場合は、歯科金属のパッチテストをしてアレルギーがあるかどうか検査します。もしアレルギーがあればその歯科金属をはずしてみるのも一つの方法です。また、慢性の扁桃炎がある場合、扁桃腺の除去を考えてみるのもいいと思います。もし思いあたる事があれば、医師に相談してみて下さい。
●生活上の注意
 ・ 喫煙はこの病気を増悪させることがあります。禁煙あるいは節煙した方が良いでしょう。

 ・ 歯みがきやうがいなどを励行し、口腔内を清潔に保つことも有用です。
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