顔・手背・耳などの日光露出部に1〜2cm程度の紅斑ができ、その表面には灰色〜黒褐色の魚のうろこのようなかさがつきます。いぼや小さい角のように盛り上がることもあり、1個であることやたくさんできることもあります。●原因は
この病気は皮膚癌のはじまりの症状で、進行すると盛り上がってきます。
長期にわたり紫外線があたったことで生じると考えられています。●好発年齢 ・ 部位は
圧倒的に高齢者に多い病気です。●治療は
好発部位は、顔 ・ 頭 ・ 耳 ・ 手の甲などのよく日にあたっている場所です。
・ 治療法には冷凍療法や手術などがあります。
・ 冷凍療法は冷たい液で凍らせて病変部の組織を壊します。治療後はかさぶたになってとれますが、きれいになるまで数回の治療が必要です。
・ 病変がもりあがってきたら手術で取り除きます。初期であれば手術をすれば確実に治ります。
・ 日光角化症は皮膚癌のはじまりではありますが、必ずしも進行するものではありません。定期的または症状に変化があったときに、診察を受ければ心配いりません。