ID : Pass : 新規登録
メインメニュー
リンク
医師会長だより
Net4Uホームページ
ほたる
庄内プロジェクト
庄内南部地域連携パス推進協議会
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

トップ  >  編集後記(め 2005 12)

めでぃかすとる 編集後記
三原一郎
2005年12月号



 先月は、医療情報系の学会二つと、日医の広報戦略会議も重なり、忙しく過ごしました。日本医師会医療情報システム連絡協議会については、中村先生のレポートや抄録が掲載されていますので、この場を借りてもうひとつの医療情報学会について報告しておきます。


医療情報学会は、おもに大学の医療情報学専門家や電子カルテシステムの運用に携わる医師、看護師、技師、また電子カルテメーカーなど産業界を対象とした日本最大の医療情報系の学会す。


この学会で、慶応大学の秋山美紀さんが「在宅医療における情報共有メディア〈Net4U〉利用に関する研究」と題した発表を行いました。秋山さんは、本年7月1日から約1ヶ月にわたり鶴岡に滞在し、訪問看護の業務内容や看護記録内容などを詳細かつ精力的に調査しておりました。具体的には、在宅患者40名(Net4U利用群 20名、非利用群20名)を看護記録や電話、FAX、メールなどの交信記録などを遡及的に比較検討し、その結果、Net4U利用群では、医師と看護師との間での情報伝達量が非利用群を圧倒し、医師-看護師間のコミュニケーションが増すことで、在宅医療が質的に向上していること、また訪問看護師の業務に対するモチベーション改善にも寄与していると報告していました。ITを活用することが、医療の質的向上につながることを数値で示した点において画期的な発表 といえます。


 また、マイクロソフトをスポンサーとした「訪問看護におけるネットワークの活用」というセミナーも行われました。セミナーでは、まず、私が「地域医療連携とNet4U」と題して、Net4Uの現況と課題について講演しました。次いで、訪問看護師の立場から、ハローナースの長谷川所長が「訪問看護業務におけるITの活用」として、IT化が訪問看護業務にも必要かつ有用であることを述べ、今回マイクロソフトに開発してもらったシステムのデモが続きました。最後に、秋山さんが社会情報学の立場から、ITが在宅医療の質的向上に大きな役割を果たしていく可能性を述べられました。


全国的にさらに注目度を増した鶴岡のNet4U――今後とも、更なる活用 ・ 普及へ向けて、ご協力をお願いしたいと思います。