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トップ  >  ほたる便りVol29 :コロナ禍における「ほたる」の役割
昨年(2021年)夏のコロナ第5波においては、当地区の拠点病院である荘内病院のコロナ病床使用率が120%を超えるという医療崩壊の危機に見舞われました。その対応として、発熱外来で病状を評価し、軽症は自宅療養へ、重症リスクがある患者は短期入院による抗体カクテル療法後自宅療養へ、中等症以上は入院へ、というトリアージ(重症度による割り振り)を行うことで危機を脱することができました。第6波となる「オミクロン株」では、新規感染者が100人を超えることも多々あり、在宅療養、ホテル療養、入院へと割り振りを行うトリアージが地域医療を守る重要な対策となりました。一方で、多数の患者に対応するためには、多くの医療機関の協力が必要でした。幸い鶴岡では内科系以外の医療機関がリアージ診療に手を挙げて頂き、さらに地域医療連携室「ほたる」がその調整役を担うことでスムーズにトリアージとその後の経過観察ができたと思っています。地域医療は保健所、病院、診療所、調剤薬局、介護施設などがそれぞれの役割を果たし、その総合力で評価されるものだと思っていますが、連携の要としての「ほたる」の役割は今後増々重要になると考えています。「ほたる」は地域への貢献を目指し、今後も努力していきます。どうぞよろしくお願いします