私がドローンを始めたのは6年程前に遡ります。子供の頃から模型飛行機やプラモデルなどの工作が大好きで、医師になってからはコンピュータプログラミングにハマっていました。そんなデジタルオタクが、ドローンというものを個人でも買えることを知り、早速ポチッたのは必然だったのでしょう。ところが、始めたばかりの頃のドローンは不安定で、しばしば回収不能な場所に不時着するなどの悲劇にしばしば襲われました。もう止めようと落ち込んだ時期もあったのですが、近年のドローンは格段に性能が向上し安心感に背中を押され再びドローンに熱中している昨今です。
ドローンは飛ばす事自体も面白いのですが、私にとっての最大の魅力はなんといっても空撮映像による作品づくりです。地上からはみたこともない絶景を撮ることは感動そのものですし、編集を通して作品に仕上げることでその感動を共有できることは大きな楽しみになりました。作品はYoutubeなどSNSに公開したり、待合室で放映したりしていますが、患者さんからは「ドローン映像素晴らしいですね」などと褒めて頂くこともあり嬉しい限りです。ドローングラファーとは、企画、空撮、編集、発信をすべて一人でこなす人のことです。今後とも、感動的な作品を創れるドローングラファーを目指し、美しい庄内の四季を伝え続けたいと思っています。なお、Youtube から「三原一郎」で検索して頂くと過去の作品を視聴できます。